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プレスリリース:日米友好基金とパナソニック株式会社が「日米芸術家交換プログラム」におけるパートナーシップを発表

2021.09.09

2021年9月9日、ワシントンD.C.(米国)、東京(日本)

日米友好基金(JUSFC)は、パナソニック株式会社およびパナソニックセンター東京(PCT)(東京都江東区有明3-5-1)と協力して2020 日米芸術家交換プログラムに取り組むことを発表します。今回の発表は、JUSFCとPCTが、日米の協力関係強化のため官民連携に取り組んでいることを示すものです。

2019年、日米友好基金と全米芸術基金(NEA)は、2020 日米芸術家交換プログラムに日米の芸術家達から成る5つのチームを選出し、2020年の東京オリンピック・パラリンピック大会のテーマを反映したプロジェクトをそれぞれ行いました。日米のアーティストがチームを組み、共同で作品を制作して一般に公開するのは、プログラム発足以来初の試みです。このコラボレーション・チームによるアプローチは、競技を活気づける団結の精神を反映しており、長きに渡る日米両国のパートナーシップを象徴するものです。

日米の芸術的コラボレーションに焦点を当てたこの特別なパートナーシップ・プロジェクトの一環として、フィラデルフィアを拠点とする壁画家のベン・ヴォルタ氏と、大分県佐伯市を拠点とするキャラリンパ・プロジェクトの桑門超氏と佐倉康之氏は、日米の子どもたちと共にパブリックアート作品を制作するプロジェクトを行いました。この子どもたちのデザインをあしらった造形作品が、2021年秋から2022年春にかけ、パナソニックセンター東京で展示されます。

パナソニックセンター東京は、パナソニックのコーポレート・グローバル・コミュニケーション・ハブであり、子どもたちの創造性を育むことに重点を置いています。本作品は未来に向けて魅力的な学習体験を提供するクリエイティブ・ミュージアム「AkeruE」に展示されます。AkeruE(ギリシャ語でEureka=ユーリカ、何かを発見したときの感嘆の声)では、子どもたちに体験学習を提供し、知的好奇心とインスピレーションを育む空間として、作品やソリューションを生み出しています。

パナソニックセンター東京の池之内章所長は、「日米芸術家交換プログラムとそのフェロー達にこのような場を提供できることを大変光栄に思います。見ること、作ること、伝えることを通して、より良い創造的な学習体験を提供し、より良い世界の創造をめざすクリエイティブ・ミュージアムAkeruEと同様、子どもたちの創造的な活動を支援し、次世代の育成に貢献してくれると確信しています。」とコメントしています。

日米友好基金のペイジ・コッティングハム=ストリーター専務理事は、「パナソニックセンター東京の皆様には、日米芸術家交換プログラムへの継続的なご支援とご協力に感謝しています。PCTは最先端の芸術的教育拠点であり、国際的な学びの場です。私達が重きを置くこの日米の芸術プロジェクトでパートナーシップを組めることを喜ばしく思います。」と語りました。

パナソニックとのコラボレーションの一環として、パナソニックセンター東京ではアート作品の発表に加え、青少年の創造性を育むべく、アーティスト達による日米の子供たちとのワークショップを行う予定です。

日米友好基金は、教育、文化、知的交流を通じた日米関係の強化を目的として、1975年に米国議会(P.L.94-118)により独立した連邦政府機関として設立されました。1978年より日本の文化庁と国際文化会館の協力のもと、全米芸術基金と共に「日米芸術家交換プログラム」を実施しています。

 

日米キッズ・パブリックアートプロジェクト詳細

 

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